死亡の事案 示談金額350万円増額の例(平成29年度の事例)

1.相談・依頼

被害者の方は道路を歩行中,加害者運転車両に衝突され,亡くなりました。被害者ご遺族は,保険会社から示談金額の提示を受けましたが,示談金額の妥当性に疑問が生じたため,当事務所に相談依頼することになりました。

2.当事務所の活動

当事務所で,事情を詳細に聴取し,適正な賠償額を算定した上で,保険会社との間で示談金額の交渉をおこないました。

3.当事務所が関与した結果

保険会社の最初の提示額は約2000万円でしたが,当事務所が委任を受け交渉をしたところ,約2350万円まで増額することができました。

4.弁護士西村啓聡の所感

ご遺族の悲しみや悲痛の声に耳を傾け,保険会社とは,主に慰謝料について粘り強く交渉いたしました。被害者が亡くなられた場合の慰謝料であっても,保険会社は機械的に処理しようとします。こういった場合,弁護士が代理人となり,ご遺族の方の声に耳を傾けたうえで,事案に応じた個別具体的な交渉をすることがなによりも重要です。

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